越の国より下賜?三角縁神獣鏡/破鏡祭祀 奈良
< 2011年2月27日 16:45 >
奈良・東包永町のフルコトは27日、
越の国より下賜されたとする銅鏡(※チョコレートだという説もある)「三角縁神獣鏡」の
破鏡祭祀を天理にある黒塚古墳にて執り行った。

この日、奈良市内では雪が舞い、曇り空であったが、
黒塚古墳にて破鏡祭祀を行う寸前、晴れ間が広がり、神々しいほどの晴天になり、
無事、破鏡祭祀を執り行う事が出来た。
三角縁神獣鏡は割れても尚、図柄がはっきりと確認できるなど、極めて良い状態だったという。

三角縁神獣鏡と言うと、「魏志倭人伝」に書かれている、
邪馬台国女王卑弥呼が魏の国から下賜されたという100枚の銅鏡にあたるものではないか
いやそうじゃないんだそれは別の鏡だ……云々
ありとあらゆる論争が長きに渡って繰り広げられている。

今回の下賜は、福井市立郷土歴史博物館の学芸員の粋な計らいだった、といわれている。

破鏡後の破片は復元し、フルコト歴史センターで、3月1日から1週間一般公開され は しない。
たべた。

破鏡祭祀を見た、上村さんは
「こんな歴史的な瞬間に立ち会えて感激。重みを感じます。そして甘い。」と喜んでいた。


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